もう朝夕は涼しくなり、秋の訪れを感じますが、まだまだ昼間は残暑が厳しいですね。
私の住んでいる福岡では、今年の夏は本当に暑かったです。
暑い夏に食べたくなるのは、やはり「かき氷」。
子どもの頃はかき氷機でかき氷を作って、どぎつい色のシロップをかけてよく食べたものです。
今は電動のものもありますが、昔のかき氷機はハンドルを手で回す手動のものでした。
ちょっと大変でしたが、ハンドルを回すたびにパンダの目がくるくる回り、楽しかったですよ。
大人になってからは家で作って食べることはなくなりましたが、時々かき氷のお店に行きます。
夏になると、「氷」と書かれた「氷のれん」をかけているお店が目につくようになります。
このお店でかき氷が食べられるんです。
ここ福岡で一番人気なのは、「コバルトアイス」。
かき氷なのに、なぜか「アイス」という名前がついているかき氷ですが、きめが細かくてとても口当たりが良く、長年愛されているかき氷です。
他にも、台湾から来たというふんわりとしてマイルドなかき氷、生の果物を凍らせて作ったかき氷などなど、個性豊かなかき氷がたくさん登場します。
だいたい9月末まで食べられますので、それまでに日本に来ることがあったら、ぜひ食べてみてください。
残暑も吹っ飛びますよ。
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かき氷(ごおり)
もう朝夕(あさゆう)は涼(すず)しくなり、秋(あき)の訪(おとず)れを感(かん)じますが、まだまだ昼間(ひるま)は残暑(ざんしょ)が厳(きび)しいですね。
私(わたし)の住(す)んでいる福岡(ふくおか)では、今年(ことし)の夏(なつ)は本当(ほんとう)に暑(あつ)かったです。
暑(あつ)い夏(なつ)に食(た)べたくなるのは、やはり「かき氷(ごおり)」。
子(こ)どもの頃(ころ)はかき氷機(き)でかき氷を作(つく)って、どぎつい色(いろ)のシロップをかけてよく食(た)べたものです。
今(いま)は電動(でんどう)のものもありますが、昔(むかし)のかき氷機(き)はハンドルを手(て)で回(まわ)す手動(しゅどう)のものでした。
ちょっと大変(たいへん)でしたが、ハンドルを回(まわ)すたびにパンダの目(め)がくるくる回(まわ)り、楽(たの)しかったですよ。
大人(おとな)になってからは家(いえ)で作(つく)って食べることはなくなりましたが、時々(ときどき)かき氷のお店(みせ)に行きます。
夏になると、「氷(こおり)」と書かれた「氷のれん」をかけているお店(みせ)が目(め)につくようになります。
このお店でかき氷が食べられるんです。
ここ福岡(ふくおか)で一番(いちばん)人気(にんき)なのは、「コバルトアイス」。
かき氷なのに、なぜか「アイス」という名前(なまえ)がついているかき氷ですが、きめが細(こま)かくてとても口(くち)当(あ)たりが良(よ)く、長年(ながねん)愛(あい)されているかき氷です。
他(ほか)にも、台湾(たいわん)から来(き)たというふんわりとしてマイルドなかき氷、生(なま)の果物(くだもの)を凍(こお)らせて作ったかき氷などなど、個性(こせい)豊(ゆた)かなかき氷がたくさん登場(とうじょう)します。
だいたい9月(がつ)末(まつ)まで食べられますので、それまでに日本に来(く)ることがあったら、ぜひ食べてみてください。
残暑(ざんしょ)も吹(ふ)っ飛(と)びますよ。
★English translation
Japanese
Shaved Ice
The
evenings and mornings are beginning to get cooler, as we feel Autumn
coming around, but the lingering summer heat in the afternoons is
still quite harsh.
Here
in Fukuoka where I live, the summer this year was really hot.
And
during the hot summers the one thing I really like to eat is of
course Kaki Gori ( Shaved Ice with syrup) .
When
I was a kid I often used to make Kaki Gori with a machine, cover it
with bright colored syrup and and eat it. There are electrical ones
now as well, but in the old days, the Kaki Gori machines were manual
and used to be have a handle which you would turn by hand . It was a
little difficult but everytime you turned the handle there was a
panda whose eyes would roll with each turn so it was fun.
After
becoming an adult, I have stopped making Kaki Gori at home, but
sometimes I go out to a Kaki Gori shop .
When
summer comes around, shops that have Noren ( sign curtains hung at
the shop entrance) which have the Kanji for ice (Kouri 氷
)
written on them catch my eye. You can get Kaki Gori at these shops.
In
Fukuoka, the most popular one is Cobalt ice cream 「コバルトアイス」.
Even though it is Kaki Gori, for some reason they named it ice cream,
but with its fine texture it feels great in your mouth, so it has
been a long-selling favorite here. There are other types too, there
is a fluffy and mild shaved ice which is made from frozen raw fruits
which comes from Taiwan and many other Kaki Gori appearing that are
full of unique flavors.
We usually eat this treat until the end of
September, so if you have a chance to travel to Japan before then,
please come and try it.
The lingering summer heat gets blown away by this
treat too.
★ 今週の語彙 This week's vocabulary
かき氷(ごおり)
a shaved ice with syrup on the top
訪(おとず)れ
a
visit
残暑(ざんしょ)
lingering summer heat; the heat
of late summer
かき氷機(かきごおりき)
a machine
どぎつい色(いろ)
a
glaring [garish/loud]
color
シロップ
syrup,
sirup
電動(でんどう)の~
on
electricity
ハンドル
a
handle
回(まわ)す
to
turn something around
手動(しゅどう)の~
hand-operated,
manually-operated
くるくる回(まわ)る
something
rolls
目(め)につく
to
catch one’s eye [attention]
きめ
grain,
texture
細(こま)かい
be
small, fine
口(くち)当(あ)たりが良(よ)い
tasty
palatable, smooth
ふんわりとする
soft
, fluffy, light
凍(こお)らせる
to
freeze something
個性(こせい)
individuality
豊(ゆた)かな
be
abundant, plentiful
登場(とうじょう)する
to
appear
吹(ふ)っ飛(と)ぶ
something
vanish immediately, be blown away, be shattered
By NORITOMI Takako